Linux(Ubuntu)を導入したので、Linuxでできる何かをしよう!と思い、機械学習のフレームワークであるTensorFlowを導入してみました。
その前にEclipse上でPythonを使用する環境を整えたので、今回はその手順を書いておきます。
※ちなみにTensorFlowはLinuxとMacしか対応していない。Windowsで動作させたいなら仮想環境を用意する必要がある模様。
Eclipse+Pythonの導入環境
導入環境は以下のとおりです。
OS:Ubuntu(14.04)
IDE:eclipse(luna)+pydev(5.1.2)
Java:java1.8
※ javaのバージョンを1.7にしたところ、eclipse(luna)でpydevの読込ができませんでした。luna+pydev はjava1.8からでないと対応していないのかな?
java1.8のインストール
以下のコマンドで導入できます。
$ sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/java $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install oracle-java8-installer
参考:qiita.com
eclipse(luna)のインストール
以下のリンクからダウンロード可能です。
Eclipse Luna SR2 Packages | Packages
「Eclipse IDE for Java Developers」をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを実行し、インストールしましょう。
pydev(5.1.2)のインストール
Eclipse(luna)を起動して、
「Help」→「Install New Softwere」で以下のような画面になります。
Name:任意の名前
Location:「http://pydev.org/updates」
と入力し、OKを選択します。
「Pydev」直下の2つのプラグインにチェックし、Nextを選択します。
※2016/8/4時点のバージョンは、5.1.2 となっています。
「Next」を選択します。
同意(I accept〜〜)にチェックして、Finishを選択します。
インストールの途中でWarningの画面が表示された場合は、OKを選択します。
以下の画面でもOKを選択します。
インストール完了後、Eclipseの再起動を尋ねられるので、Yesを選択して、再起動します。
再起動後、Pydevが利用できるようになります。
「ファイル」→「New」→「Other」を選択すると、以下のような画面が表示されます。
「PyDev Project」を選択し、Nextを選択します。
Project name:任意の名前
とし、Finishを選択します。
「Projectで右クリック」→「PyDev Module」を選択すると、以下のような画面が表示されます。
Name:任意の名前
とし、Finishを選択します。
「Empty」を選択します。
何かしらのコードを書いて、Moduleを実行してみましょう。
「Moduleで右クリック」→「Run As」→「1 Python Run」で実行可能です。
以下の例では、機械学習のフレームワークであるTensorFlow(テンソルフロー)を実行してみました。
単純に、1+1=2 と計算するプログラムの実行結果は以下の通りです。
テンソルフローの導入方法については、別途記事にしたいと思います。
以上です。