shunkaです〜
前回、転職面接のお祈り体験談について書きました。
今回は内定をいただいた会社(今働いている)について、書類審査から内定に至るまでのプロセスについて書いていきますよ〜
受けた会社は、某コンサルティングファーム(A社とします)です。
書類審査・SPIテスト編
転職エージェントを経由しての応募だったので、書類は改めて作成したわけではありません。
応募してから1週間ほどで書類通過のメールが来ました。
Webの情報や知り合いのコンサルから聞いた話では、コンサル会社は他の企業と比較して学歴を見ることがあるようです。
コンサルは様々な業界の顧客を相手にビジネスを展開しているので、あまり前職の業界や職種にはこだわらないのかもしれないです。
また、コンサルは地頭力重視なところもあるので、学歴は地頭を計るバロメータとしてはいいのかもしれないね。
さて、書類通過後、すぐに「SPIテストを受けてください」とのメールが来ました。
SPIテストの結果次第では、1次面接前に足切られるとのこと・・・。
実はぼく、新卒時はまともな就職活動をしてこなかった怠け者なので、こういったSPIテストを受けるのは人生初でした。
しかし不安がっても仕方がないので、対策するのもめんどくさいしさっそく受けてみました。
内容は、言語能力や計算能力を計る問題や、暗号解読みたいな問題中心でした。
恐らく、半分も解けなかったのではないだろうか・・・w
SPIって、スピードと正確性が求められるんだね。正直かなり難しく感じました。
少し諦めがちでしたが、数日後、1次面接の日程調整の案内が来ました。
どうやらSPIは通過したようです。
点数は半分くらいでも通るようです。
参考程度に受けさせているのかもしれないね。
1次面接編
さて、A社の1次面接の話です。
当たり前ですが、転職の面接は基本的に平日です(企業によっては休日にやってくれる場合もあり)。
そんなわけで、仕事をしながらの転職活動の場合、自分の仕事をしっかり調整して、定時後に面接を受けることが多いんじゃないかな。
ぼくの場合は、定時が18時だったので、「19時~」に面接を設定してもらうことがほとんどでした。
面接開始時間ですが、だいたいどこの企業も「19時半~」が最遅でした。1社だけ「20時~」からやってくれる企業もありました。
というわけで、1次面接の日も18時に定時ダッシュして、19時から面接を受けました。
面接官は、部長クラスの方でした。
見た目も話し方も温和な面接官でした。
聞かれたことは主に、
- なぜ今の会社を辞めようと思っているのか
- なぜA社に入社したいのか
- なぜうちの部署なのか
です。ここらへんは、前回の「転職面接の失敗体験談」にも書いたことを、答えました。
その他にも、「うちは第一志望ですか?」とか、「趣味はなんですか?」とか、「コンサル業界は体力的に厳しい面もあるけど、健康や体力面は大丈夫ですか?」とか、ですね。
「第一志望です」、「趣味はランニングです」、「健康や体力面は自信ありです」とか無難にマイナス評価にならないような受答えをしました。
また、前回失敗した「相手の目を見て話す」、「質問に的確に答える」、「固くなりすぎない」といったことも意識しました。
実際にできていたかは怪しい・・・
コンサルの面接にはよくある、「ケーススタディ」なるものはなかったです。
新卒の面接では行われるそうですが、中途採用では必ずしもされないようです。
最後に、ぼくからの質問タイム。
A社ホームページからは得られない情報について3つほど質問しました。
面接は30分ほどで終了しました。
終わるのけっこう早かったので、「ダメだったかな?」とおもいましたが、
3日後に1次面接通過のメールが来ました。
ちなみに、他の会社も含めて面接通過のメールはだいたい3日以内には来ていました。
逆に1週間たつと基本的にお祈りですな。
2次(最終)面接編
2次面接ですが、これが最終面接でした。
面接時には知らされないのですが、内定通知時に「あぁ、2次面接で終わりだったんだ」と知りました。
さて、最終面接ですが、面接官の都合がつかず、2回延期になりましたw
結果、1次面接の3週間後の面接となりました。
ちょうどそれくらいの時期に他に1社内定をもらってたんですが、「A社から内定をもらったら、A社かな」と考えていました。
採用/不採用いずれにしても、これが転職活動最後の面接と思って臨んだわけです。
面接官は役員クラスの方でした。
1次面接官同様、けっこう温和な方で、話しやすかったです。
聞かれたことは1次面接とほぼ同じです。
1次から3週間経っていましたが、1次での質問内容と回答内容をメモしていたので、それを事前に読んでおき無難に答えることができました。
こういったこともあるので(ぼくはまったく想定していなかったが)、面接後にメモをとっておくことをオススメですな。
しかし、2次面接は難易度が上がりました。
「あなたが〇〇業界の営業マンだとして、〇〇業界とはまったく別の△△業界に商品を売り込むとしたら、どのように対応しますか?」
きたーーー。
「これがケーススタディなのか!??」とか、ちょっと面食らいながら、しどろもどろ答えました。
(すみません、緊張していて何を答えたのかまったく覚えてないw)
とにかく、考えながら自分の意見を言うように努めました。
どれも、思いっきり否定されたけどw
そんなこんなで、役員面接が終わりました。
個人的には、最後の「ケーススタディ」的質問で、まったく太刀打ちできなかったので、「これは落ちたな・・・」と思ってたんですが、
(実際4日経っても音沙汰なかったので諦めてた)
5日後、転職エージェントの担当者から、「おめでとうございます!内定ですよ!!」と電話がきました。
これでぼくの約一ヶ月間の転職活動が終わりを迎えました。
まとめ
これはあくまでぼくの考えですが、
コンサル会社の面接では、
- これまでの職種・業界はあまり見られない(仕事が特定の業界に縛られないため)
- 相手の質問の意図を汲んで、的確にシンプルに答えることが重要
- 相手の目を見てハキハキと話し、自分の言葉に説得力を持たせる
を意識しておくことが大切かなと思います。
というのも、コンサルって「人」ありきの商売なんで、(地頭力ももちろんですが)人間力とかコミュニケーション能力的なものを一番見られるのかなと。
2点目、3点目については業界関係なくどの企業の面接でも大切なことだけど。
また、ケーススタディについては、ぼくはボロボロでしたが、諦めずに自分の考えを伝えようとする姿勢を見せたのが良かったのかもしれないです。
以上です。
お役に立てたら〜