シュンカの日記

基本的に書きたいことを書いていくスタイル。

必ずしもいい成果を出していればいい評価がもらえるわけではない

【スポンサーリンク】

先日、今の会社に転職してから初めての評価をもらいました。

結果的にはけっこう「良い」評価をもらうことができました。

評価はボーナス額に直接影響してくるので、良い評価をもらうに越したことはないんですが、ちょっと思うところがあったので、書く。




今の会社では半年おきに評価を言い渡されます。
上期、下期で1年に2回です。まぁ、一般的なホワイトカラーはそうですよね。

評価は4段階で、様々な評価軸から複合的に決定されるみたいです。
相対評価なので、社員は決められた比率に従って各段階に振り分けられます。
段階によってボーナス額がけっこう違ってきます。


で、僕ですが、この半年間ほとんど定時帰りを繰り返し、大したものは生み出してきませんでした。

というのも、今のプロジェクトの性質と、僕の役割的に、ほとんど仕事量がないんですね。普通に働いて、時間も余裕がある中で各作業の期限を守れるようにしていただけです。


明らかに周囲の人のほうがたくさん働いているし、お客さんのために大量の良質なアウトプットを生み出しているはずです。

なのに、そういった人たちよりも僕のほうが評価が良かったりすることもある。
(もちろん、そういった人たちは僕以上の評価をもらっていることのほうが多いと思いますが。)


ちなみに、同じプロジェクトのメンバーからは、僕の働き方はけっこう低く見られていたと思います。
実際、直接、
「いつも何やってんの?大したことしていないよね?」
「君の評価はいたって普通だと思うよ、多分良い評価はもらえないだろうね」みたいなことを言われたこともあります笑

いや、実際そうなんですが・・・。(直接言われるとキツイ)
余談ですが、こういうこと真顔でズバッと言ってくるあたりコンサルティングファームって尖った人が多いなぁと感じてます。僕には絶対合ってない笑


話がそれましたが、、十中八九、周りのメンバーのほうが真面目に働いて僕以上の成果を出していたと思います。


なのに、(決して見下しているわけではなく)そういった人たちよりも僕のほうが評価が良かったりすることもある。


なぜか。





評価を下すのは上司(=人間)だからです。。
直接的に上下関係のないプロジェクトメンバーが評価を決めるわけではない。
当たり前ですが。


僕は大した働き方もしてないし良質な成果を出しているわけではなかったけど、(今思うと)上司とはそれなりに上手くやっていました。


それは上司にゴマスリして自分を良く見せていたとかではないです。

むしろ、上司には本音でズバズバ言うようにしていました。

お金はほしいので「上司に気に入られて評価を良くしたい」と思わないわけではないけど、コミュニケーションで「気を遣う」のが一番疲れるので、仕事を進めていて思ったことは上司の顔色は気にせずどんどん言っています。

稀にですが、上司の仕事の進め方で「良くないな」と思ったことも直接言うようにしてました



で、僕の予想に反して、それらが結果的に上司にとっては好印象だったみたいです。

多分、上司は僕の仕事の姿勢や作業そのものに対しては、大した評価はしていないと思います。
たぶんですが、他の社員とどんぐりの背比べになったときに「あいつは正直()でいいやつだから、お情けで良い評価にしてやろう」という結論に至ったんだと思います(それしか考えられない)

正直、プロジェクトメンバーに言われたように僕は中の下くらいの評価だと思っていたので、今回の評価を聞いた時は「は?」って感じでした。

結局、評価を下すのは人間であって、能力とか成果云々の前に、(しっかり評価されたいのであれば)評価者との人間関係をしっかり構築する必要があるんだなと、当たり前ですが大切なことを再確認することができました。

まぁ、仕事人間じゃないとそもそも仲良くなれない上司もいるかもしれませんが。

会社においてどんな上司にあたるかはほとんど運だとは思うけど、上司の人となりをしっかり理解してそれに合わせた働き方ができ、かつ良いアウトプットを出せる人は強いサラリーマンなんだと思います。

まぁ、僕は人に合わせるのは苦手なので強いサラリーマンにはなれないと思いますが・・・
今回、ぼくの場合は、相手の人となりを考えていたわけではなくたまたま人間性が合致しただけです。運が良かっただけですね。
(逆に前職の上司からは嫌われていましたw)


会社での評価が気になる方は、自分の能力を伸ばすことも大切ですが、上司の人間性なども気にしてみてはいかがでしょうか。