シュンカの日記

基本的に書きたいことを書いていくスタイル。

転職エージェントを活用した、ぼくの転職の流れを説明する[転職活動]

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先日、前職の同期入社の友人と飲みました。

会社はやめても、同期は同期なので、楽しかったです。
特定の会社に思い入れを持つことはないとは思うけど、こういった友人は大切にしていきたいもんです。

で、そのときにぼくがどうやって転職したのか聞かれたので、説明しました。
たぶんこれからの時代は、転職は当たり前になっていくんだろうな。


説明して転職活動を久しぶりに思い出したので、ぼくの転職方法について書いていこうと思う。

転職を考えている社会人のお役に立てれば。

転職といっても手段はいろいろ

一口に転職と言ってもいろんなやり方があります。

  • 転職サイトを使う
  • 転職エージェントを使う
  • その他(社員紹介制度とか、最近は転職ドラフトというのもあるそう。)


一般的な転職方法は、転職サイトか転職エージェントを利用したものだと思います。


転職サイトは、有名なものだと
リクナビと、マイナビ
があるね。

これの新卒バージョンは、新卒の就職活動時にほとんどの人が活用しているものでしょう。

僕は転職エージェントを利用しました。

最近、電車の広告で見かけることも多くなってきたね。
リクルート、マイナビ、@typeとか、いろんな転職エージェント会社が存在しています。

多くの会社員が利用する電車の中に、転職を促すような広告が掲載してあるって、おもしろいよね笑

「会社いやだな〜」と思っている人が、「そうだ!転職しよう!」って簡単に踏み切れるような世の中になっている。



で、僕は転職エージェントでも大手のリクルートを利用しました。
特にリクルートを活用した理由はないです。なんとなく、ネームバリューもあるし、信頼できるかなと。

ただ、後述するように、転職エージェントに登録すると、転職者に対してキャリアアドバイザー(CA)が一人つく仕組みになってます。CAの実力やCAとの相性がけっこう重要になるので、いろんな転職エージェントに登録して並行活用しながら転職活動をするのが王道みたいです。

リクルートエージェントのCAはたまたま誠実でいい人そうな印象を受けたので、僕はほかの会社のエージェントは利用しませんでした。

転職エージェントとは

調べればたくさん情報が出てくるのでここでは詳しくは説明しない。
career-theory.net


簡単に言うと、「転職者と企業の仲介役として、いろいろ調整ごとを引き受けてくれる存在」です。

企業側のメリット

  • エージェントは、企業側が欲している人材を紹介してくれるので、採用コストを下げられる。

有名企業だと、ものすごい数の求人が来るので、いちいち対応してたら莫大なコストがかかる。

転職者のメリット

  • 面接の調整はエージェントがやってくれたり、書類も一度エージェントに提出してしまえば企業ごとにフォーマットや内容を変更したりしなくてよく、転職活動の負担が減る。
  • ネットの求人広告にはない求人をたくさん有しており、選択肢が増える
  • お金は一切支払う必要がない

(ちなみに転職エージェント会社は、「内定先企業から、転職者に提示した年収の3~4割を報酬として得る」ことで利益を得ているとのことです。
例えば、転職者の年収が500万で提示された場合、エージェントは150万~200万ほどを内定先企業から得ているわけです。)


エージェントが基本的に何でもやってくれるので、ほんとに楽ちんでした。

エージェントが紹介してくれる求人に応募したら(専用サイトで、応募ボタンを押すだけw)、あとは勝手に書類選考の調整をしてくれて、書類が通れば面接の調整を行ってくれます。

書類選考・面接の合否ともにエージェントから連絡が来ます。
基本的に企業と直接やりとりすることはないです。
直接やりとりするのは、面接当日、もしくは内定後の手続きぐらいです。

当時の会社の業務もこなしながらの転職活動だったので、両立はなかなか大変でした。転職エージェントは面倒な調整ごとは全て請け負ってくれるので本当に転職活動がやりやすかった。

転職エージェント利用法

1.登録する

転職エージェントを利用するためには、まずはWebサイトから登録する必要があります。
基本情報、学歴、職歴、希望業界・職種などなどいろんな情報を入力する必要があります。

2.CA(キャリアアドバイザー)との面接

登録したら、ぼくの場合は2日後に電話がきました。
「面接をしたいので、リクルート本社に来てほしい。いつなら空いてる?」
みたいな内容の電話です。
さっそく面接を受けにいきました。

実はぼくは、実際に転職活動する4ヶ月前くらいに登録しました。勢いで。
「今は忙しすぎるので活動できないです。3~4ヶ月後くらいから始めたいんですが、それでもいいっすか?」
と聞いたら、
「全然おっけー。」
とのことでした。
とりあえずその日は、志望業界・職種、退職理由について答えて、内定を得るまでの具体的なスケジュールについて説明を受けました。

約1時間ほどで終了。
それ以来、直接会っていません。基本的に、メール・電話でのやりとりがベースです。
こちらから希望すれば、転職に関する悩みなどについて直接面接してくれるようです。

3.実際に転職活動するまでにやること

  • 専用サイトへの登録

求人を探したり、気になった求人に応募することができます。リクルートは専用スマホアプリもあって、気軽に求人情報を見ることができます。

  • 職務経歴書の提出

いままでの仕事での経験を書きます。
基本的に1枚書けば、応募先企業が違っても書きなおす必要はほとんどありません。

4.転職活動期間

以下のような流れです。

4-1. 専用サイトから、面接を受けたい企業に応募。
4-2. CAから書類選考の結果が通知される。書類選考が通っていれば、面接候補日を挙げてくれるので希望日を連絡。
4-3. 面接日が決まったら転職者に通知。
4-4. 面接を受ける。
4-5. CAから面接の結果が通知。通過していれば、次の面接希望日を聞かれる。
4-6. 4-3~4.5を最終面接まで繰り返す。
4-7. CAから内定通知がくる。

こんな感じのことを、複数企業に対して繰り返します。
ちなみに、だいたい4-2の書類選考で落ちました笑

実際、10社応募して書類は2~3社通るくらいの確率らしいです。
企業が求めている経歴・スキルに合致しない場合は100%落ちましたね。。


今の会社の内定をもらったときは、「3日以内に返事が欲しい」とのことでした。

それなりに人生がかかった選択を短い期間内で要求してくるのはなかなかシビアだよね。
まぁ、ほかにも採用候補者がいるんだろうし、仕方ないっちゃないけどね。


転職活動期間(企業に応募し始めてから内定を得るまで)は40日ほどでした。
内定を得るまでの平均的な活動期間は約2ヵ月くらいのようです。

転職エージェント利用してみての感想

ほとんど不満はなく、利用してよかったなというのが率直な感想です。主に以下の点で。

  • 当時の会社の業務をこなしながら転職活動する必要があったが、調整ごとはすべてCAがやってくれるので、負担が軽減された。
  • ネットではお目にかかれない非公開求人が豊富
  • エージェントには一切お金を払わなくてもよい

念のためデメリットも上げておくと、以下のようなデメリットがあるようです。

  • 転職エージェントは、転職活動者が内定を得て入社することで報酬を得るので、内定後は転職の決断を強要することがある(らしい)(「今の会社に残る」という選択を勧めてこない可能性がある)
  • エージェント側には「企業側が求めるスキル・経歴を有する人材を紹介する」という前提があり(なぜならそれが企業側のメリットとなるから)、転職活動者のスキル・経歴にそぐわない求人は紹介してくれないし、応募しても書類選考で落とされる可能性が高い(転職先の業界・職種が限定される)。
  • 頼りないCAが担当になる可能性がある


ちなみにデメリットの2点目に補足しておくと、職務経歴や学歴が優れていると、多少企業側が求める人材とマッチしていなくても書類選考に進めてくれることがあるようです(ネット情報)。
したがって、大手企業に勤めてたり高学歴な人のほうが、転職エージェントを利用するメリットは大きいかもしれない。

まとめ

長々と書いたけど、以上が転職エージェント活用した転職活動の流れです。

仕組みとしてはおもしろいし、色んな企業を見るいい機会にもなるので、試しに活用してみるのもいいかもしれません。
別に内定をもらっても、絶対に入社しなければならない決まりはないので。

転職エージェントは、自分の市場価値を把握できるツールにもなります。

自分のスキルがどれぐらい必要とされているのか、これまでの社会人生活がどのように評価されるのか、これが分かるだけでも貴重な体験でした。


転職を考えている人の参考になれば幸いです。

以上。

DODA