shunkaです〜。
みなさんは学歴についてはどう考えますか?
「仕事に学歴なんて関係ない」とか、「いい大学でているやつに限ってうんたらかんたら・・・」みたいなことはよく耳にしますよね。
ぼくは多分、世間一般の平均よりは受験勉強を頑張ったほうなんですね。
そんなぼくが思うのは、
確かに、仕事と学歴は(100%は)関係ない。でも受験勉強で培うことのできる能力は仕事には活かせるはず
ということです。
だから、「勉強して損することはないし、最低限はやったほうがいいはず」、という持論です。
もちろん、勉強以外で得られることはいくらでもあるし、勉強しかしていないようではダメだと思うけど。
今回は、勉強以外の重要性は置いておいて、「今現在、仕事で活かせている受験勉強で培ってきた能力の例」を紹介します。
今受験生の方、子供が受験生の親御さん、などなど、ご参考にしていただければな〜と。
読み書きの能力がつく
これが一番大きいかな〜
基本的に受験問題といえば、
問題文があって、それに対して何かしらの答えを論理立てて答えるものです(最近は、マーク式なんかが多いですが)。
だから受験勉強では、「問題文が何を聞いていて、どんなことを答えなければならない」ということを繰り返し考え、取り組むことになります。
つまり、受験勉強を頑張れば、自ずと読解能力と文章作成能力が身につきます。
そして、文章の読解と文章の作成は、仕事の基本なんですね。これができていないと仕事が回らなくなってしまいます(特にホワイトカラーは)。
メール、報告書、各種マニュアル・・・などなど、現代の企業で働く以上、文章を使ったやりとりは避けては通れない。。。
数字に抵抗がなくなる
これは理系の人に限る話かもしれませんが(文系受験生は数学や物理などやらない人はたくさんいるもんね)、
数字に抵抗がなくなるのは、社会に出てから非常に強みになると思います。
というか、これからは数字を扱えないと仕事の幅もどんどん狭まるんではなかろうか。
数字といっても、高度な数学ができるようになれ、とは言っていません。もちろんできるに越したことはありませんが。
仕事では、基本的な四則演算や、グラフの読み取りぐらいはできないと、けっこう苦労すると思います。
特に近頃は、やれ「業務の見える化」だの、やれ「データサイエンス」だの、やれ「人工知能」だの・・・
ますますIT化の方向に向かっていっています。
ITの領域が大きくなってくると、その分数字を扱う機会も増えてきます。
技術系の職業などを除いて「数字を使って高度なことをやれる」必要はないですが、「数字を読み解く」力は必須でしょう。
またITとか関係なく、管理会計系の資料や、グラフの多い報告書などを読む機会は普通にあります。そんなとき、数字に慣れていればサラッと読むことができます。
自分の頭で考える力がつく
これは正しい勉強をしていれば、の話ですが、
未知の問題に対して、何分も何時間も考えることで、頭を使う訓練をすることができます。
仕事をしていると、問題ばかりなので、頭を使わないわけにはいかないですよね。
そんなとき、受験勉強を頑張ってきた人は、最後まで諦めず考えぬく力が備わっているので、最終的に問題を解決することができる人が多いように感じます。
ちなみに、「正しい勉強をしていれば」と断ったのは理由があります。
受験問題は答えがありますが、答えを暗記するような勉強をしていたら考える力は身につかず、意味が無いからです。
答えは我慢して見ずに、間違ってもいいので自分で考えるようにしましょう。
逆に言えば、「答えを暗記するような小手先のテクニックでいい大学に行くぐらいなら、効率が悪くても考える習慣をつけたうえでそこそこの大学に行く」ほうが圧倒的に良いと思います。
ちなみに、ぼくはどちらかというと「答えを覚えて点数を取りに行く」スタイルだったので、今けっこう苦労しているんだよな〜〜はぁ・・・
テストで点数がとれることが目的ではありません。あくまで「考える習慣」をつけてどんな問題にも取り組んでいける姿勢を身につけることが目的です。
あ〜、戻れるなら、10代の頃の自分に言ってやりたい・・・
忍耐力がつく
受験勉強って辛く感じる人が大半のはずです。
自分が勉強している中、周りが楽しそうに遊んでいると虚しくなるしね。
それでも耐えて勉強する人はいるんですが、そういう人は自ずと忍耐力が身につきます。
仕事はけっこう理不尽なことも多いので、ある程度の忍耐力は必要かなと思います。
まぁ、あんまり我慢し続けても精神的によろしくないんですが。鬱になってしまったら元も子もありません。
一定レベルの忍耐力は必要です、と解釈していただければ。
まとめ
世間一般で言う基本的な能力ばかり挙げましたが、基本だからこそ重要です。そして、基本とはいえ意外と難しい。
ぼくもここらへんの能力に関してはまだまだなので、苦労しています。が、時折、学生時代頑張ってきたからそこそこやれているんだな、と感じることもありますね。
そして、いまだに企業が高学歴ばかり採用するのは、「この基本が受験勉強で育まれているから」と採用側が考えているからではないだろうか。
採用基準については、賛否両論あるかとおもいますが、基本的な能力が受験勉強で育まれる、というのは全然間違っていないはず。
まぁでも、社会人になってから「受験勉強の弊害」について感じることもあります。それについてはまた別途整理しようかな〜。
以上!!!